【読書メモ】「経験入門学習」を読んでみた

はじめに

会社の先輩から「もうすぐ後輩入ってくるし指導する側として参考になるかも」とオススメしてもらったので読んでみた。読んでみて思ったのは、この本は後輩を指導する立場の人だけでなく、自分のような「早く成長したい!」と日頃から思っている人にとっても、学びのあるオススメな一冊であることだ。

今回は気になった部分をメモしてまとめた。

「経験学習」入門

「経験学習」入門

 

 

経験から学ぶ力とは

人は経験から学ぶ。同じ経験をしても成長する人・成長しない人がいるのは「経験から学ぶ力」の違いによるものだと、この本では説明している。

では、経験から学ぶ力とは何か?

まとめると、「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をするとき、経験から多くのことを学ぶことができるのである。もう少し具体的に書くと、挑戦的な目標に取り組み、自分の仕事のあり方を振り返りながら、仕事の中に意義ややりがいを見つけるときに、人は経験から多くのことを学ぶ。

 

「挑戦」「振り返り」「楽しむ」という三大要素

この三要素を高める原動力は、仕事に対する「思いやこだわり」であり、他者との「つながり」であることが、経営学や心理学の研究をもとに、優れたマネージャーへの調査から明らかになっている。

 

1. 挑戦したければ、目の前の小さな仕事を丁寧に積み上げる

大きな仕事に挑戦したければ、まずは以下のことをやるのが大切。

  1. 挑戦するための土台作り
  2. 周囲の信頼を得て、次の挑戦のチャンスを呼び込む
  3. 出来ることをテコにして、挑戦の幅を広げる

特に2番目は今の自分に強く言い聞かせたいと思った。与えてもらった仕事を着実に出来るようにしないと、仕事を与えてくれた人に「もう少し大きな仕事を任せてみよう」と思わせることはできない。自分が仕事を与える側になったと想像しても、目の前の仕事をやり遂げられていないのに「大きな仕事をやりたいです!」と言っているだけの人は信頼できない。目の前の仕事を丁寧に積み上げていこう。

これ以外にも3番も意識してやっていきたい。今の自分で出来ることを見つけてやり、出来ることの幅を広げていく戦略である。

 

2. 振り返りをする時に意識すること

  1. 仕事の後だけでなく、仕事の最中にも振り返り(内省)をする
  2. 振り返りをもとに、他者からフィードバックを積極的にもらう
  3. 批判的に意見もオープンに素直に受け入れる

3つの流れで共通して言える大切なことは、自分の頭で考え、常に持論を問い直すことである(本当にこの方法でよいのか?もっと良い方法はないか?)。振り返りは毎回やっていても、自分の頭で考えるか考えないかで成長する幅も変わってくる。

 

 3.「楽しみ」を見出すアプローチ

  1. 集中して、「面白さの兆し」を一瞬たりとも見逃さない
    関心があるから没頭できることもあれば、没頭することで関心が深まることもある。上手くフロー状態を作り出そう。
  2. 仕事の背景を考え、意義を見出す
    ルーチンワークや強制された仕事でも、「なぜその仕事があるのか」という背景を正しく解釈することで、仕事の意義ややりがいを見いだせる。
  3. 達観して、後から来る喜びを待つ
    仕事から得られる「即効的な喜びや楽しさ」を期待せず、目の前の事象にこだわりすぎず、現実を直視して物事の本質を見通そう。

  

その他の学びメモ

能力的成長と精神的成長の違い

能力的成長とは

仕事上の問題を発見し解決するために必要な知識やスキルを獲得することである。

能力的に成長した人と成長していない人の違いは、テクニカルスキル・ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキルの差に原因がある。

  1. テクニカルスキル
    仕事を円滑に進めるための専門的な知識や技能
  2. ヒューマンスキル
    他者とコミュニケーションしたり、集団を率いる能力
  3. コンセプチュアルスキル
    自分たちを取り囲む環境の動きを察知したり、戦略的に物事を考える能力
精神的成長とは

仕事に対して「大事にしている考え、こだわりがある」などの信念や価値観を持つようになることである。ここで意識すべきなのは、自分のことだけでなく、他者のことも配慮した上での成長だということ。

自分の力を伸ばしたい、成果をあげたい、認められたいという「自分の思い」を持つと同時に、顧客に喜んでもらいたい、同僚を助けたい、社会に役立つ仕事をしたいという「他者への思い」を持つ時、人は精神的に成長したといえます。

このように考えると、今の自分はまだまだ自分の思い中心で動いているなと気付かされる。

 

経験学習のサイクル 

人はどのようにして経験から学んでいるか。以下はその流れ。

  1. 具体的な経験をした後、
  2. その内容を振り返り(内省)して、
  3. そこから「教訓」を引き出して、
  4. その教訓を「新しい状況に適応」する

 

成長し続けるには、時には型を壊すことも恐れない

これは、ある一定レベルに成長した30代以降の人が、段々と伸び悩むことに関係する。自分の型を確立した後も、「固まりかけた自分」をもう一度壊すことで、さらなる成長をとげる。要は成長し続けるためには「学びほぐす力」が必要になるわけである。

 

70:20:10の法則

これは人の成長を決める要素の比率である。成人における学びの70%は自分の仕事経験から、20%は他者の観察やアドバイスから、残りの10%は読書や研修から構成されることが、アメリカの研究所が導いた法則からわかった。つまり、成長の観点から考えると直接経験が大半を占めることがわかる。

2017年をTwitterで振り返ってみた

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はじめに

2017年にツイートした投稿と共に振り返りをしている記事を見つけ、面白そうだったので僕も同じ方法で振り返ってみる。と、その前に2017年の年始に「やりたいこと」記事を書いていたので、まずはそれから振り返ってみよう。

 

1.大学を卒業する

卒業に必要な単位が124単位で、126単位取れたので無事に卒業。大学には特に思い入れがなく、早く卒業したくてたまらなかったので嬉しさしかなかった。

2.お弁当系インスタグラマーになる

これはやろうとしたが無理だった。インスタ映えする食器を購入し、インスタ映えする料理を作ろうと頑張った。そして頑張ってはみたものの、いざ仕事が始まるとインスタ映えする料理を考える時間が無駄に思えてやめた。世の中のお弁当系インスタグラマーの大変さを実感したが、有り余る時間ができた時はまた挑戦してみたいと思った。

3.良いカメラを購入して自分の趣味に写真を追加

これはできた。夏のスペイン旅行を機に、富士フィルムのX-T20を購入。やはり良いカメラを持ちながら旅をすると、楽しさが倍増するなと実感。友達と浅草などのスポットでカメラ部として活動をしたり、それなりにカメラを楽しんだ1年だった。

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20 レンズキットブラック X-T20LK-B

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4.年間50冊の読書と年間50本の映画鑑賞

読書は大体30冊ぐらいで、映画は63本を鑑賞した。目標数字は適当につけたのであまり意味はないが、今年は読書する機会をもっと増やそうと振り返ってみて思った。映画はFilmarksというアプリを利用して記録を付けていたので、63本の映画を鑑賞したのを知ると地味に達成感がある。

5.アムステルダムで年越し

これは無理だった。2017年はスペインと中国に旅行行ったので、お金に余裕がなかった。社会人の有給の少なさに不満があるので、数年働いたら仕事を辞めて、長期旅行をやりたいなあ、なんてことをここ最近毎日考えている。まずは今の仕事を頑張るのみ。

ざっと振り返りをしたので、ここから本題のツイートで2017年を振り返ってみる。

 

Twitterで2017年を振り返ってみる

1月

ブラックリストは海外ドラマの中でも一番好きかもしれない。最近シーズン4が観れるようになったので爆速で鑑賞した。Netflixで鑑賞できるのでオススメです。

 

コンビニで夜勤のアルバイトをしていた時の写真。伝え方次第でモノは売れるんだなあと実感した出来事だった。

 

太りすぎていたので、ダイエット効果抜群と聞いていたスクワットを始めた。1ヶ月ぐらいちゃんと続き、周囲からも「痩せた?」と言われることが増えたので効果ありみたいです。

2月

2月といえば免許合宿で高知に行ったのがビッグイベント。野菜の安さに感動。

 

高知県民の優しさに触れて感動。

 

免許合宿の暇時間にドット絵を始めてみたら、意外にも楽しくてハマる。その勢いで専用のインスタアカウントを開設するも、免許合宿終了とともにブームも過ぎ去った。

 

3月

社会人なる直前に読んだ記事。今振り返ると、カタカナ用語を結構覚えた気がする。

 

OTOGI不動産という神不動産のおかげでお気に入りの物件を見つけることができた。東京で部屋探しをする人全員にオススメしたい。

 

自分でもびっくりするぐらいの出来の良さ。味も美味しかったです。

 

4月

とうとう社会人。これは未だに思うことだけど、とりあえず参加してみるの大事だなと。

 

デザイン研修初日で渡された教材。ここからデザイナー人生開始!!という感じがしてワクワクした。

 

5月

よく耳にするけど、働き始めて感じる親のありがたみ。少しずつ親孝行していこう

 

自分みたいに絡みが下手な人間にとっては「お疲れさま」というワードがとても便利に感じられた。

 

こんな発言をする暇があれば、自信を持てるように努力しまくれよ、、と当時の自分に言い聞かせたい。

 

6月

タイポグラフィの意味も分かっていなかった自分にとっては、こんなにも面白い世界があるんだ〜と感動した時の投稿。文字の世界は深い、、、

 

通勤で毎日目にしていた広告が意味わからなさすぎて、、

 

7月

同期で喧嘩した翌日に読んだ記事なので、自分にとってはタイムリーだった。

 

配属されてワクワクしていた時。

 

8月

会社の納会がとても良かった。この会社に入って良かったなあと改めて思えたイベントでした

 

初めてのデザイン系のイベントに出席。Twitterでよく目にするデザイナーの方が多くて、有意義な時間だった

9月

有給を利用してスペインへ。おNEWのカメラを持ちながらぶらぶら歩くのが楽しかった。

 

これは話のネタになったやつ。動画ではない、欧米人のSEXを目の前にして「これが欧米か、、」となった

 

10月

19卒向けデザイナー志望の学生に開催したイベント後に感じたこと。

 

自分のやっていることに関連する制作が楽しくて、誰かのためにやるモノづくりは好きだなあと感じた。

 

11月

会社の先輩に奢ってもらった天一。食べながらこんなにも爆笑したのは初めてかもしれない。天一全乗せ人材はなかなかいないので、それを体験できて良かった。

 

周りで仕事楽しくないというのを聞くと、それに比べて自分は楽しめていて恵まれていると感じる。スキル不足は自分の頑張り次第なので今年も引き続き努力していこう。

 

この時期から有給の少なさについて不満がふつふつと湧いてき始めている。

 

12月

12月は中国の北京と平城を旅行した。最近の中国はすごいとよく聞いたので、シェア自転車とモバイル決済をたくさん利用したが、便利すぎて日本にも早く導入してほしいと思った。中国と日本とでは文化から制度と大きく異なるので、難しい話ではあるが、、

 

2017年12月が社会人になってから一番負荷のかかる期間だった。自分の不甲斐なさを感じ、悔しい思いもしたのでここをターニングポイントに、来年以降は違った姿になれるよう頑張るぞと強く決意した時。

 

まとめ

Twitterは毎日欠かさずに利用しているツールということもあり、その月に自分が何を考えていて、何をしていたのかを当時の記憶とともに振り返られるのでとても面白かった。

今年の大きな転機といえば社会人として働くことだったが、想像していた社会人生活に大きなギャップはなかったので、これはこれで良かったのかもしれない。私生活では休みを利用して大好きな海外旅行で2カ国訪れたが、今年も再来年もやり続けることに変わりはなさそう。今年はメキシコに行きたい。

また時間があるときに2018年をどんな年にしたいか考えてみよう。

「佐藤オオキのスピード仕事術」をよんでみた

「佐藤オオキのスピード仕事術」を読む目的 

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術

 

最近色々と仕事が多くなってきてもっと早く捌ければなあと思ったのがきっかけ。Amazonで適当に本を探していたらこの本を見つけた。佐藤ナオキはデザイナーとして有名なので読んでみて参考にしようと思ったわけである。タイトルに惹かれたのも大いにある笑 

「佐藤オオキのスピード仕事術」のメモ

以下は本から抜粋した内容である。

スピードを意識した方が良い理由

実際にスピードを重視すると、不思議なほど仕事の質が高まります。しかも予定よりも早く仕事を仕上げると関係者にも喜んでいただけるため、依頼がどんどん増えてきます。すると手がける仕事の幅が広がっていくので、ますます経験値が上がっていきます。そして、さらにスピードもアップし、自分も成長していく──という、驚くような正のスパイラルが起きるのです。

デザインの仕事でいえば「スケッチを描くのがほかの人より2倍速い」とか、「アイデアを出すのに、人が1時間かかるところを30分で出せる」といった「速さ」が大切なのではなく、いろいろなことを並行して考えたり進めたりできるような工夫や環境づくりこそ、重要といえるでしょう

特に企画などクリエイティブな仕事では、一般に「仕事のスピードを上げると質が下がる」というイメージがあるように思いますが、私は、スピードにこだわることが質に還元されるといってもいいのではないかと考えています 

仕事術 

仕事を処理していくときに重視しているのは、「やりかけた仕事は必ず完結させる」ということ

数ある仕事の中からやることを選ぶ際は、「空いている時間内に完結させられる仕事かどうか」を選択基準の一つにしています。時間が5分だけ空いていたら、その5分間で終わる仕事を優先的に片づける

仕事を高速化するには、「確保できる時間」に合わせてその時間内に完結できる仕事を選ぶこと

よりよいプロセスで仕事を進めることは重要ですが、よいプロセスとはあくまで「結果に直結するプロセス」です。こうした意識を高めることが、よりスピーディーに結果を出すことにつながります
羞恥心や恐怖心というブレーキを外すと、仕事のスピードはぐんぐん上がります。失敗をどんどん重ねられるので、そこから多くのことを学べますし、失敗したからといっていちいちクヨクヨすることもありません。  こうして経験を重ねていけば、さらに仕事の質やスピードが上がっていくというサイクルが生まれます

やりたいことは今すぐやろう

私はよく若いデザイナーに、「10年後にやりたいと思っている仕事があるなら、今やったほうがいい」とアドバイスしています。
人は大きな目標を持ったとき、「そのために毎日こつこつ努力して一歩ずつ階段を上っていこう」といった思考になりやすいものでしょう。高い志を持つ若手デザイナーも、多くは「とりあえず今は目の前にある仕事をしっかりやって、いつか夢を叶えたい」と言います。
これはとてもよいことを言っているように聞こえますが、私の考えはまったく逆。もしも10年後にやりたい理想の仕事があるなら、どんなに無理をしてでも、それを今、実現したほうがいいと思うのです。

自分が携わった仕事は、自分の未来を左右します 

話を聞く時はノーガードでいよう 

いつも「こんなことを聞いて、バカだと思われるだろうなぁ」と思いながらも、わからないことは何でも「知らないので、教えてください」とお願いするようにしています

そもそも、クライアントのほうが私より知識があるのは当たり前です。ずっと自社の商品やサービスについて考え続けてきた方々ですから、それを教えていただくというスタンスで臨まなければ、相手から詳しい情報を聞き出すのはなかなか難しいと思います

知識を共有させていただかなければ絶対によいものはできませんから、わからないことは素直に聞くこと、「決めつけない」こと、「わかったふりをしない」ことが大切ではないかと思うのです

もう一つ、打ち合わせでは相手が「これは当たり前のことだから、あえて言う必要はない」と思っていることこそ、深く突っ込んで聞くようにしています 

見方を変えてみる

私は、そもそも世の中には「普通」のものなんてないのではないかと思っています。「普通」といわれるものは、みんなが普通だと思っているから普通なのであって、ちょっと見方を変えれば十分に価値を見いだせるもの。そういうところに、実は掘り出し物のアイデアがあったりします 

物事を何でも「時間」というフィルターを通して見てみる

「時間感覚の把握」がより正しくできるようになるには、物事を何でも「時間」というフィルターを通して見てみるのがお勧めです 

ビジネスの場では「いくらお金がかかったか」に目が向きがちで、「どれくらい時間がかかったか」を同じレベルで常に考えている人は多くないかもしれませんが、たとえば新しい商品やサービスに出合ったとき、「このアイデアを考えるのにどれくらいの時間が必要だったのか」「実現するまでにかかった時間は?」といったことに注意を向けてみてください

「仕事に時間をかけることは尊い」という考えはバッサリと切り捨て、常に「この仕事は時間をかけることによって質が高まるものかどうか」ということを意識する視点を持っておくことが重要だと思います。

アイデアを考える上で大切なこと

アイデアは「思いつく」ものではなく、ロジカルに「考えつく」もの、という感覚です。 アイデアを発想するときは、クライアントの抱える課題や目指すものからスタートし、最終的に解決策としてどんな提案をすべきか、筋道を立てて考えています 

アイデアを考える際は、「違和感に目を向ける」ことがヒントになります

アイデアを生む技術として、私がよく使う方法の一つに「できるだけ課題を細かく分割する」というものがあります

プロジェクトで解決すべき課題は、多くの場合、一つではありません。しかし、複数の課題を一気に解決できるアイデアを考えようとするのは難しいもの。そこで、まず課題を分割し、「一つの課題だけを解決するならどうするか」を考えてみるわけです

課題を分割して一つずつ考えていく方法はアイデアが生まれやすいだけでなく、結果的にいろいろな角度から一つのものを分析することになるので、よい結果につながりやすいのではないかとも感じています

仕事がしやすい人とは

なぜクライアントが「また一緒に仕事がやりたい」と言ってくださるのかというと、おそらく「常にクライアントの期待を上回るアウトプットをし続ける」ということを徹底しているからでしょう

予定より何でも早めに出す人と、いつも締め切りギリギリの人、締め切りを守れない人がいたとしたら、誰でも「早めに出してくれる人と仕事がしたい」と思うでしょう

仕事がしやすい」という印象の多くは、「スケジュールより早めに動いてくれる」という安心感が占めているといってもいいと思います

クライアントにとってよかれと思うことをどんどんやっていくことが、結果的に仕事の領域を広げることにつながっている気がします

デザイナーという肩書きで仕事をしていますが、私は「デザイナーの仕事の範囲はここからここまで」というような枠組みを決めないようにしています。 プロジェクトをスピーディーに完遂し、クライアントの目的を達成するために、すべきだと思うことは何でもやるというのが基本的なスタンス

まとめ

やりかけた仕事は完全にやりきる。スキマ時間でできそうなタスクとそうでないタスクに分けて、タスクを処理するのは日頃からできているなと思った。この本で学んだことはどちらかというと仕事スピード術より、仕事をする上での姿勢に関することが多かった印象。時間を意識しながら早く取り組んでいくことで、段々とスピードが質に還元されると思うのでがんばろう。

「具体と抽象」を読んでみた

「具体と抽象」を読む目的

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

 

 会社の先輩の日報に「具体的な事象から抽象的な学びを得て、次に繋げられるかどうかで成長度合いは大きく変わるよね」と書いているのを読んだ。日頃から「具体的に言うと、、」「抽象的に言うと、、」のような発言はしていたが、正直にいうと区別せずに口癖で発言していたことが多かったように思う。なので、この本を読んで理解を曖昧にせず具体と抽象をうまく使い分けられるようになりたいと考えた。同期の日報でこの本を紹介していたのでタイトル自体は知っていたが、当時の自分には必要性が感じられなかった、、。しかし今ようやく「知りたい」という欲求が現れたのでこの本を読むのである。ちなみに、これからメモを書く前にいっておくと、この本かなり良書です。学びが多いです。

 

「具体と抽象」のメモ

以下は本から抜粋した内容である。

抽象とは

抽象というのはわかりにくい、実践的でないといった否定的な形で用いられているのが大抵の場合ではないかと思います。このように、具体=善、抽象=悪という印象はとんでもなく大きな誤解です

抽象は、「解釈の自由度が高い」ことを意味します

抽象化とは一言で表現すれば、「枝葉を切り捨てて幹を見ること」といえます。文字どおり、「特徴を抽出する」ということです。要は、さまざまな特徴や属性を持つ現実の事象のなかから、他のものと共通の特徴を抜き出して、ひとまとめにして扱うということです 

抽象化のメリット

解釈の自由度が高いということは、応用が利くことになり、これが抽象の最大の特長ということになります

抽象化の最大のメリットとは何でしょうか? それは、複数のものを共通の特徴を以てグルーピングして「同じ」と見なすことで、一つの事象における学びを他の場面でも適用することが可能になることです。つまり「一を聞いて十を知る」(実際には、十どころか百万でも可能)です

エネルギー」という概念で「熱」や「運動」や「高さ」をすべて「同じもの」ととらえたおかげで、これらを「エネルギー保存の法則」という理論で取り扱い、たとえば発電という形で人類全体の役に立つ応用技術が生み出されてきました。これも、抽象化による知の発展として挙げられます

抽象化の例

たとえ話のうまい人とは「具体→抽象→具体という往復運動による翻訳」に長けている人のことをいいます。①たとえの対象がだれにでもわかりやすい身近で具体的なテーマ(スポーツやテレビ番組など)になっている。  ②説明しようとしている対象と右記テーマとの共通点が抽象化され、「過不足なく」表現されている

うまい短歌や俳句は、きわめて具体的なことを表現しているように見えながら、じつは「深い」抽象的なメッセージを有していることが多い 

「具体か抽象か」の尺度は相対的

手段と目的の関係も、すべて相対的なものです。目的一つに対して手段は複数という形で階層が成立しますが、目的にはつねに、さらに抽象度の高い「上位目的」が存在します

抽象度のレベル」が合っていない状態で議論している(ことに両者が気づいていない)ために、かみ合わない議論が後を絶たないのです。

「変えるべきこと」と「変えざるべきこと」の線引きを抽象度に応じて切り分けることで論点が明確になります

「具体と抽象」を理解できていないと、、、

具体レベルでしか相手の言うことをとらえていないと、少しでも言うことが変わっただけで、「心変わり」ととらえてしまいます

しかし実際は「心変わり」ではなく、その上司の方針が一貫していることによって起こっている可能性があります。「重要顧客のフォローが甘くなって満足度が下がっているので、その対策をしたい」とその上司が考え、つねに最善の対応を考えていたら、状況の変化によって対応策が変わるのは当然でしょう。

抽象度が上がれば上がるほど、本質的な課題に迫っていくので、そう簡単に変化はしないものです。「本質をとらえる」という言い方がありますが、これもいかに表面事象から抽象度の高いメッセージを導き出すかということを示しています

抽象概念は受け手が好きに解釈できる 

一般的に本(文字)の表現のほうが抽象度が高いので、人によってまったく異なる解釈(頭の中での具体化、イメージ化)をしている可能性がありますが、映画の場合にはその可能性は相対的に少なくなります

「自由度の高さ」は、「具体派」の人から見れば、「だからよくわからなくて困る」という否定的な解釈になり、「抽象派」の人から見れば、「だから想像力をかきたてて、自分なりの味を出せる」と肯定的な解釈になります 

「たとえばこんな形で」と具体的なイメージの例を伝えてしまうと、それを「たとえば」にならず、文字どおり「そのまま」やってしまいます。「たとえば」によって抽象度を下げて上位の概念を伝えようとしている意図が、まったく伝わらないからです 

逆に、自由度の高い依頼をチャンスととらえ、「好きなようにやっていいんですね?」とやる気になる人が、「具体抽象」の往復の世界に生きる「高い自由度を好む人」です

「自由度の違い」も上流→下流というフェーズの違いと密接に関連しています。上流の仕事というのがまさに「自由度の高い」仕事で、下流の仕事が「自由度の低い」仕事です 

 「具体と抽象」における質と量の関係

基本的に具体の世界は「量」重視であるのに対して、抽象の世界は「質」重視であるとともに、「量が少なければ少ないほど、あるいはシンプルであればあるほどよい」という世界です

抽象化の帰結として、抽象度が上がるほど異なる事象が統一されて「同じ」になる一方で、抽象度が下がって具体化するほど数が増えることになります 

具体の世界だけで生きていると、一つ一つの事象に振り回されます。「あの人がこう言ったから」とか、「お客様からこんなクレームがあった」とか、個別事象に一つ一つ対応するしかなく、それではきりがありません。「哲学」があれば、それらの事象をすべて抽象度の高い判断基準に合わせて処理するので、(抽象度の高い)「ぶれ」が少なくなります

大きな目標があってはじめて個別のアクションが有機的につながり、「個別の無機質な行動」が意義とつながりをもった生きた行動になっていきます。

アナロジーとは

アナロジーとは類推のことで、異なる世界と世界のあいだに類似点を見つけて理解したり、新しいアイデアを発想したりするための思考法です

アナロジーとは、「抽象レベルのまね」です。具体レベルのまねは単なるパクリでも、抽象レベルでまねすれば「斬新なアイデア」となります。

身の回りの「一見遠い世界のもの」をいかに抽象レベルで結びつけられるかが、創造的な発想力の根本といえます 

重要なことは、膨大な情報を目の前にしたとき、その内容をさまざまな抽象レベルで理解しておくこと

抽象化の能力が発揮できると、、、

抽象化の能力は、インターネット上にあふれる膨大な情報から自分の目的に合致した情報を短時間で収集したり分析したりする場面でとくに力を発揮します

他人や他社の成功なり失敗なりが本質的に何に起因しているのか、抽象度を上げた特性を探り当てることです。そのうえで「同じ」なのか「違う」のかを判定するのです。具体レベルの見た目や表面的な相違をもって「違う」と言っていては、「一を聞いて十を知る」という抽象化の威力を発揮させることができません 

抽象化思考を身につけるためには

多種多様な経験を積むことはもちろんですが、本を読んだり映画を見たり、芸術を鑑賞することによって実際には経験したことのないことを疑似経験することで、視野を広げることができます。そうすれば、「一見異なるものの共通点を探す」ことができるようになり、やがてそれは無意識の癖のようになっていきます

 

感想

最近この本を読んでから、具体的な事象から抽象化して考えてみることを意識してやっている。会社では毎日日報を書くルールがあり、その日に得た学びや失敗・課題などを書いている。ここで大切なのが、その時に具体的な事象だけを書いて終わらせるのではなく「なぜ?」「つまりは?」などを自問自答して抽象度を高めた表現に言い換えることだと思う。それだけでなく、日報は自分以外にも他の同期も書くので、それらに目を通しながら他人の学び・失敗を自分ごととして考えて応用できるようにすることも忘れずにしたい。彼らの日報は学びの宝庫ともいえそうだ。

 

この本にも抽象について少し触れていたなと思いだしたので。 

blog.notitie.me

【読書メモ】「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」を読んでみた

デザイン思考の歴史

  1. デザインは原始時代から現代に至るまで、人間のコミュニケーション手段の一つとして発展してきた。(例. アルタミラの壁画)
  2. デザインの最も根本的な役割としてグラフィックデザインや思想を表現したり問いかけるアートがあった。
  3. しかし、19世紀の産業革命以来、今まで職人が丁寧に一つずつ作っていたものが全て大量生産へと変化した。その影響によって、機能的で便利ではあっても、美しくないものが大量に生産されるようになった。
  4. これに対して声を挙げたのが、第一次大戦後にドイツでできた造形学校のバウハウス。バウハウスの根本思想は「作れる商品を作る」ではなく、消費者である「人間を中心に据えた使いやすく美しい」デザインにして大量生産するというものだった。
  5. バウハウスは世界中に影響を与えたが、ナチスドイツの影響によりわずか10年あまりで閉鎖した。
  6. しかし、その後バウハウスのメンバーの一人がアメリカ・シカゴに招聘され、「ニュー・バウハウス」としてデザインの教育機関を1937年にアメリカで設立。これが現在のイリノイ工科デザイン学科の礎になっている。

 

感想

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

 

内容は著者がビジネスマンとしてデザインスクールで学んだ、デザイン思考の活用方法を紹介するのがほとんどだった。ビジネスにデザイン思考が必要な理由というタイトルが付いてあったので、そこの理由や背景を知りたかったが、howに関することばかりなので個人的には面白くなかった。

【読書メモ】「たのしごとデザイン論」を読んでみた

平易な文章で書かれていて、とてもサクサク読めた。「たのしごとデザイン論」を読んで、個人的に書き留めておきたいことをメモした。

「たのしごとデザイン論」を読んで、個人的に書き留めておきたいことをメモした。

抽象はぼんやりしたことではない

抽象の正しい意味は「対象から、ある要素や性質だけを抽出する」こと。そして、抽象化されたものは、表現からその核が取り出されたものである。

街中で目にする、自分が格好良い・素敵だなと感じるものを言語化することが抽象化の過程である。抽象化の訓練はデザインスキルにつながる。

 

ロゴの本当の意味

今まで本来のロゴの意味を知らずに、街で目にするほとんどのマークをロゴだと思っていた。

ロゴというのは「ロゴタイプ」を略したもので、図案、象徴化された文字列のことです。文字でない絵記号はロゴではない

 

アイデアは0から生まれない

「垂直思考」は一つのテーマに対して深くまで考えていくこと。

「水平思考」は様々な視点からテーマを変えて考えていくこと。

「水平思考」の活用方法

  1. 逆転
    思いついたテーマに関する特徴の逆を考えること。逆を考えることで自分の固定観念に気づける。
  2. 視点変換
    あるテーマについて、普段とは別の視点で評価してみること。

    色鉛筆の評価軸を色ではなく「匂い」にしてみます。視点変換(色→匂い)を使えば「それぞれの色の匂いがする色鉛筆」という商品が生まれるかもしれません。 

  3.  連結
    テーマと他のものを結びつけることで、新しいものを作るやり方。アイデア出しで最も有効な方法の一つ。
    連結には二つの方法がある。一つ目は「連想法」で、ある言葉から連想されるものを線で結びつけて書いていくというのがある。マインドマップと呼ばれるものにあたる。二つ目は「ランダム抽出」で、例としてあらゆる刺激を得るために外に出かけて、思いがけないアイデアを得る方法である。外部からの絶え間ない刺激がやってくる環境に身を置くというのが大切。

 

遊びをつくろう

新人のころは地味な仕事をすることが多いかもしれないが、そういった仕事の時こそ「遊ぶ」という感覚を大切にしたい。「チラシの裏は新人デザイナーの遊び場だ」という言葉が印象的だ。毎日家にチラシが投函されるので意識して手にとって見てみよう。

僕の考える「遊ぶ」とは、「仕事に没頭し、自発的に知識欲や好奇心、考える意欲を働かせる」ことを意味します。「遊ぶ」ことは、自分のアイデアを使って「より良くする」ことでもあります。

 

仕事を楽しむ

仕事を楽しむ上で大切な二つのこと。

  1. 真面目なことと楽しいことは両立すること
  2. 楽しさのほとんどは環境に依らない

つまりは、自分の力でなんとかこの仕事を面白いものにしてやろう、という意欲を持つことが大切なのである。

ストレスを減らし、楽しく仕事をするには

ここの部分すごく共感した。ストレスの原因を一つ一つ丁寧に言語化して紐解いていくと、自分はこんなにも些細なことで頭を悩ましていたのかと気付ける。その瞬間、吹っ切れて気持ちも楽になることが多い。

僕は、社会でストレスに直面したとき、「なぜ今ストレスに感じているのだろう?」「仮にこうだったらどうなっていただろう?」など、頭の中で自分と対話するように、常に言葉で考えるくせがあります。そして、言語的に考えることが、ものごとをより冷静に見られるようになり、結果ストレスを減らすことにも気づきました。だから僕は言葉が好きで、言葉の力を信じています。

 

「たのしごとデザイン論」を読んだ感想

たのしごとデザイン論

たのしごとデザイン論

 

平易な文章で書かれていて、とてもサクサク読めた。デザイナーとして働き始め、もう半年になろうとしているが、先輩から仕事に取り組む姿勢や研修で教わったことを忘れかけていたので、このタイミングで振り返ることができて良かった。

佐藤ねじさんの「超ノート術」がとても勉強になった【読書メモ】

 「超ノート術」を読む目的は

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前回の記事にも書いたが、面白いアイデアを生み出す行為は難しく、短時間ですぐに出せるものではないということを実感したので、アイデアマンとして名を馳せている佐藤ねじさんの書いた「超ノート術」を読んで参考にしたいと思った。佐藤ねじって誰?という方は以下の記事を読んでみてください。

“佐藤ねじさんの「超ノート術」がとても勉強になった【読書メモ】” の続きを読む

「アイデアのつくり方」を読んでみた【読書メモ】

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読む目的

アイデアを作る方法を知りたかった。これに尽きる。今週5日間、研修でアイデアの発想力を高めるワークをやったのだがこれが結構きつかった。自分の中で試行錯誤しながらアイデア出しを行ったけれど、とにかくアイデアを生み出すという行為は忍耐強さが必要で難しいと改めて感じた。先輩デザイナーに超おすすめされた「アイデアのつくり方」を読んで、これからのアイデアづくりに活かしたいと思う。

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【読書メモ】「入社1年目の教科書」を読んでみた

本書で紹介されている50の指針から個人的に参考になった内容だけをまとめた。

この本を読む目的

新卒入社して約3週間が過ぎた。初めてのことばかりだから1日1日が濃密で、爆速で時が進んでいる感じがする。そんな中で日々思うのは、「仕事ができるようになりたい」、「早く成長したい」ということ。そんな想いで、自分にとって参考になる本を探したときに購入したのが「入社1年目の教科書」だった。仕事に対する姿勢はできるだけ早めに確立した方が良いと考え、僕よりも何十年もの経験をしてきた人が書いた本を読むことでノウハウを吸収したい。

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