優れた情報アーキテクチャを設計するためのモデル

この記事では、シロクマ本の「情報アーキテクチャ 第4版 ―見つけやすく理解しやすい情報設計」を読んで学んだことをメモ書きしている。

情報アーキテクチャとは

情報アーキテクチャの定義をすると以下のように表現できる。(本ではもう少し具体的に書かれている)

  1. 共有する情報環境の構造デザイン
  2. ラベリング、検索、ナビゲーションシステムの統合
  3. 使いやすさ、見つけやすさ、分かりやすさをサポートする

ここで大事なことは情報アーキテクチャの定義を一つに絞ることができないということ。
これは「なぜ良いデジタル製品とサービスを作るのが難しいのか」を理解するためのよいカギとなる。
なので、ここでは情報アーキテクチャを定義する方法は一つ以上あっても問題ないことを理解する。

優れた情報アーキテクチャのモデルとは

優れた情報アーキテクチャを考えるにあたり、必要となる要素はコンテキスト、コンテンツ、ユーザーの3つである。
このモデルの根底には「どれか一つでも孤立してしまっては役に立つ情報アーキテクチャを作ることができない」という認識がある。
優れた情報アーキテクチャデザインは、この3つの分野全てから情報を得て、3つの分野すべてを標的とする。

コンテキスト

コンテキストの意味としては「文脈」がよく用いられるが、ここではもう少し意味を広げて「背景」「状況」としても捉える。
以下は例。

ビジネスゴール、財源、政治、文化、テクノロジー、資源、制約

コンテンツ

コンテンツの定義はとても広い。サイトやアプリを構成する「材料」といえる。
コンテンツには以下のような側面がある。

所有権、フォーマット、構造、メタデータ、ボリューム、ダイナミズム(成長率や変化率など)

ユーザー

ここでのユーザーは「情報環境を利用する人間」を指す。
システムを利用する人はどんな人?あなたのシステムからどんな情報を求めている?などの観点が大切。

欲求、ニーズ、懸念、体験

学び

  • コンテキスト、コンテンツ、ユーザーとひとことで言っても、それぞれを考える上で様々な角度から見ることが大切。
  • ダイナミズム(成長率や変化率)の観点は大切。時間とともにどのように変化していくのか。静的なサイトなら考える必要がないかもしれないが、動的なサービスであれば考慮しなければいけない観点といえる。プロフィールの文字数制限をどうするか、1年後にユーザーが今の倍以上増えたときどうなるのか、みたいな。